反り腰が引き起こすカラダの問題と反り腰改善のアプローチ法
名古屋市栄のタイコ接骨院院長の岩田泰典です。
これまで数々の患者さまクライアントさまを診させていただいておりますが特に20〜40代の女性の方で反り腰で悩んでいる方が非常に多いです。
反り腰は腰痛、肩こりなどのカラダの痛みの原因になる事はもちろんの事反り腰による姿勢不良から骨格からカラダのたるみやボディラインの崩れなど美を害する原因となります。
反り腰が引き起こすカラダの問題その①お腹のたるみ
このように反り腰の方は骨盤が前へ傾く骨盤前傾という状態になっています。
腹筋群の役割は背骨や骨盤を前面より圧迫し正常なポジションに保つ働きがあります。
しかしこの骨盤前傾の状態では腹筋群は正常に力を発揮する事ができず腹筋群の活動量は低下してしまいます。
逆に腹筋群が弱いために骨盤や背骨が前傾、前弯すると考えることもできます。
見ての通りこの骨盤や背骨の状態ではぽっこりお腹になってしまいますね。
反り腰は骨格からも筋肉のたるみからもお腹をたるませてしますのです。
反り腰が引き起こすカラダの問題その②お尻のたるみ
上記で腹筋群が弱い事により反り腰になると説明しましたが骨盤を正常なポジションに保ち反り腰を予防する筋肉は腹筋群だけではありません。
それは骨盤後面に付着する大臀筋やハムストリングスです。
大臀筋やハムストリングスは骨盤後面を走行し骨盤を後面から引っ張るような形で反り腰になるのを防ぐ働きがあります。
大臀筋、ハムストリングスが弱い方は骨盤後面から骨盤を引っ張る力が低下するため反り腰となります。
逆に反り腰が故に大臀筋、ハムストリングスの活動が低下しヒップダウンを引き起こすとも言えます。
反り腰によってヒップが上がって見える偽のヒップアップという状態も存在しますが臀筋群の筋力低下によりいつかはヒップダウンとなりまた腰痛を患う可能性も非常に高いので注意が必要です。
反り腰が引き起こすカラダの問題その③太もも前側の張り(下半身太り)
反り腰の方のほとんどがこれらの筋肉の硬さや張りがあります。
これらの筋肉は骨盤前面から大腿前面を走行しタイトになる事で骨盤を前方から引っ張り反り腰を引き起こします。
また反り腰になるとこれらの筋肉は更に活動を強めるので特にトレーニングをしている訳でもないのに太ももの前側に筋肉がついて脚が太くなっているなんてお悩みの方も少なくありません。
反り腰を改善する方法〜反り腰改善ストレッチの紹介〜
アプローチ①
臀筋群、ハムストリングスの強化により骨盤後面から反り腰を改善
アプローチ②
腹筋群の強化により背骨、骨盤前面からプレスする力により反り腰を改善
アプローチ③
大腿前面の筋肉のストレッチにより反り腰を誘発する筋肉を弛緩させる事による反り腰の改善
反り腰改善ストレッチの方法
筋肉を弛緩させる事が目的なので20秒ほど持続的にストレッチをかけるスタティックストレッチ(静的ストレッチ)がおすすめです。
参考までに。
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