仙骨座りをやめて正しい座り方を覚えましょう!
名古屋市栄のタイコ接骨院の岩田祐典です。
前回は正しい立位姿勢とそのチェック方法について紹介しました。
チェックしてみましたか?
自分の姿勢に不安を持った方、普段の生活から意識して改善していきましょう。
車の運転、通勤や通学の電車やバス、仕事中デスクワークが多い人などイスなどに座っている時間が多い人、座っている時の姿勢悪くないですか。
長時間悪い座り方をしていると首・肩・腰などに痛みが出てきてしまいます。
今回は座り方について書いていきます。
身体に負担をかけやすい仙骨座り
悪い座り方で特に多いのが仙骨座りです。
仙骨座りとはどんな座り方なのでしょうか。
浅く腰掛けて背もたれにもたれて座った状態
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このように座っている方多くないですか?
詳しく身体がどうなっているかみていきましょう。
・骨盤が後傾(逆三角形が後ろに傾く)
・お尻の後ろの方で座っている(仙骨が座面に当たる)
・背中(胸椎)が丸まった状態で背もたれにもたれる
・頭が背骨よりも前に出る
上記の座り方をすると首・肩・腰に負担がかかり痛くなり易いです。
仙骨座りをするとどうなるのか?
・背中(胸椎の高さ)の筋肉が硬くなる
・腰椎や骨盤の動きが悪くなる
・骨盤が大きく後傾してしまうので猫背の原因になる
これらが起こると、首・肩こり、腰痛など様々な痛みにつながります。
このような姿勢が長時間続き、普段の姿勢が猫背になってしまうと慢性的な痛みになります。
では、正しい座り方を解説していきます。
正しい座り方
・深く腰掛け骨盤を立てる(逆三角形を真っすぐ)
※立てるといったイメージがわかりにくい場合は、お尻と太ももの境目に体重をのせ坐骨で座る
・耳(耳垂)、肩(肩峰)、股関節(大転子)が真っすぐになるように
・背もたれにもたれ過ぎない
骨盤を立て、しっかり坐骨に体重をのせる座り方をするだけで自然と綺麗な姿勢で座れるようになります。
正しい座り方は頭や上半身を背骨で支えることができるので筋肉に無駄な力が入らないので身体は楽です。
正しい座り方をキープするためにも筋肉が必要です。筋肉がない人は正しい姿勢でいるのが辛く感じます。普段から意識して座ることで姿勢をキープする筋肉が付いてきます。
正しい座り方を覚えて身体にかかる負担を減らしましょう。
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