若者の肩こり・猫背の原因を解説
名古屋市栄のタイコ接骨院代表の岩田泰典です。
若者の肩こり・猫背の原因を解説
最近若年層の肩こり、猫背が増加傾向にあります。
若年者の肩こりの原因はほとんどが骨盤の歪み、姿勢の崩れ(猫背)にあると考えています。
ではいったいどんな事が原因で骨盤や背骨を歪ませ、姿勢を崩し肩こりを引き起こしてしまうのか?
肩こり・猫背の3大原因
①肋間筋(肋骨の間の筋肉)の拘縮。
②腹横筋(腹筋のインナーマッスル)の弱体化による前鋸筋(脇の下の筋肉)の機能低下。
③大胸筋の過剰な発達による肩甲骨の開き。
後天的な原因は大きく分けてこの3つです。
猫背の原因に多い②に注目して解説していきます。
肩こり・猫背の原因~腹筋群の弱体化による猫背と肩こり~
腹筋を大きく分けると3つです。
腹筋群のおおまかな構成
・腹直筋(6パックになる1番メジャーな腹筋)
・内・外腹斜筋(くびれを作るお腹の横側の腹筋)
・腹横筋(腹筋の最深部にあるインナーマッスル)
特に最深部の腹横筋が弱体化すると骨盤を安定させる筋肉なので骨盤が不安定になります。
骨盤が不安定になると、腹直筋や腹斜筋などのアウターマッスルが土台が不安定の為上手く機能できなくなります。
腹斜筋が上手く機能しなくなると、腹斜筋は前鋸筋という筋と連結しているので前鋸筋も上手く機能しなくなります。
前鋸筋は、肩甲骨を体にしっかり引き付ける働きをするので前鋸筋が効かなくなると肩甲骨は開き、前方にでてきます。
猫背の人を見ると肩が内側に入っていますよね?
このように腹筋の筋力不足により猫背を引き起こしてしまいます。
猫背は、肩こりや腰痛、首の痛みを引き起こす原因となる悪い姿勢なので見た目の崩れと痛みまででてきてしまいます。
そこで正しい呼吸法で腹横筋を効かせた状態を作り、そのまま腹斜筋のトレーニングを行う事で肩甲骨を引き付ける前鋸筋の機能を高める事ができます。
・接骨院や整形外科に通ってマッサージと電気治療を続けていても肩こりが治らない。
・ストレッチを続けていても肩こりが改善されない。
・デスクワークなど肩に負担をかけるような事をしていないのに肩が凝る。
そんな方は腹筋群(特に腹横筋)の筋力不足が原因になっているかもしれませんよ?
肩こりを改善する腹筋群のトレーニングの紹介~動画解説付き~
本トレーニングは股関節を正しいポジションに誘導し骨盤の傾きを正常化し腹筋群の活動を高めることを目的としております。
いくら腹筋トレーニングを頑張って行っても腹筋群が正しく活動できるカラダのバランスでないといくら腹筋を鍛えても意味がありません。
しっかり本トレーニングで腹筋が活動しやすい状態を作り肩こりを根本から改善できるカラダ作りをしていきましょう。
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