【腰痛は立ち方の癖で悪化する!?】〜左右差がないかチェックしよう〜
名古屋市栄矢場町にある【タイコ接骨院】の岩田祐典です。
今回は立ち仕事の方は必見の内容となっております。
立っていると腰が痛い、たくさん歩くと脚がパンパンに張る。
そんな方は立ち方が偏っていたり、姿勢が崩れている可能性が高いです。
当たり前と思い込んでいる立ち方に人それぞれ癖があり
その癖に気づけているか、気づけていないかとても大きな差になります。
自分の癖に気づき腰への負担を減らすことで腰痛の根本改善になっていきます!
【立っている時の特徴】
ヒトは『直立二足歩行』で真っ直ぐ立って歩くことができる動物です。
四足歩行の動物と違って2本の脚で身体を支えなければいけないのでかなり不安定な状態で身体を支えることをしています。
4点で支えるか2点で支えるかどちらが不安定かわかりますよね?
立っている時はバランスが大事!
・左右のバランス
・前後のバランス
左右のバランスは
頭、肩甲骨、背骨、骨盤、左右の脚に左右差(傾き)がない状態が理想!
前後のバランスは
足部(足底)、下腿(膝〜足首)、大腿部(膝〜骨盤)、骨盤、背骨、頭
が一直線で真っ直ぐになってバランスを取れている姿勢が理想!
前後のバランスはいわゆる姿勢がキレイかどうか!
正しい姿勢のチェック方法は以前投稿しているこちらの記事を参考にしてください!
左右のバランスに差がある方が多いです。
【長時間の立ち仕事は左右バランスが崩れる】
左右のバランスが崩れるのは、直立二足歩行をしていると仕方ない部分があります。
長時間の立ち仕事の人は左右均等に体重をかけて立ち続けることは難しいです。
左右均等に体重をかけて立っていると両脚とも疲れてしまい長時間立っていられなくなってしまうので本能的に片脚に体重をかけて、反対を休ませる使い方『片脚体重』で立つことをしているはずです!
某有名野球マンガで描かれていたトレーニングで『大文字焼き』というものがありました。
これは[仁王立ちで立っているだけ]のトレーニングです。
選手たちは開始直後は「こんな簡単なトレーニング」となめていましたが時間が経つにつれて立っていられなくなりリタイアする選手が続出するこんな内容で描かれていました!
なにが言いたいかわかりますよね?
仁王立ちで左右均等に体重をかけていると長時間立っているのはとてもきついということ!
5分も均等に体重をかけて立っていたら脚はパンパンになるはずです!
立ち仕事の人は1日8時間近く立って過ごします。
長時間立っていられるのは無意識に片脚体重にして反対を休ませて交互に使って立っているからです!
しかし、ここで問題が!
片脚体重で立っている時に左右同じように使えているでしょうか?
右脚に体重をかけている時間が長いなど癖はないでしょうか?
【自分の立ち方の癖を知ろう】
断言します!!!!!
立っている時に体重をかけている時間に左右差なく片脚体重で立っていることはありません!
必ずと言っていいほど体重をかけている時間の割合に左右差があるはずです。
長時間立つために片脚体重で立つことは仕方ない!
しかし、、、
無意識にやってしまっているのか?左右差に気づき気をつけて立つのか?
これは大きな差です!
身体を歪ませてしまう原因になってくるからです。
【立位時意識して左右差をチェック】
普通に生活しているだけでは左右差に気づくことはほとんどありません。
長時間立っている時に、一度気にしてみてください!
「右脚体重でいることが多い?」
「左脚体重でいることが多い?」
このように考えるだけで気づけるはずです!
今まで多くの患者様に確認してもらいましたが「こっちで立っていることが多かった!」と報告をもらいます。
こうやって自分癖、左右差に気がつくことが大事!
癖や左右差に気がつけば割合が多い方を減らし反対でも立つようにするだけ!
ほんの少し意識するだけでも歪みの予防になります。
長時間立っていて腰が痛くなる、たくさん歩くと脚がパンパンで腰が痛くなる。
そんな方は普段から癖があるはずです!
身体に負担がかかるその癖に気づき改善していかなければたとえ矯正をして歪みを整え姿勢を改善することをやってもまた自分で歪ませていては時間もお金ももったいないです!
タイコ接骨院では日常生活で負担をかけてしまっている、身体を歪ませてしまう。
そんな癖に気づいてもらい身体を悪くしない習慣や意識ができる。
そこまで徹底的にサポートさせていただきます!
【立ち方に左右差があると?】
立ち方に左右差の癖があると、骨盤や背骨の歪みが生じ、筋肉にも左右差が生まれます。
使いすぎている部位と使えていない部位ができるためカバーするように前後のバランスも崩れ姿勢まで崩れていきます。
その状態で生活していると、腰に負担がかかりやすく腰痛の原因になっていることも多いです。
[使いすぎる部位]
・腰部や背中
・前もも
・お尻の横から外もも
[使えていない部位]
・体幹(コア)
・お尻(後ろ)
・内もも
見え方にも影響します。
背中は丸まり、猫背に。
お尻は垂れ、メリハリがない。
前ももや外ももがパンパン、内腿のたるみで脚が太くみえる。
お腹がたるみ下腹がでて、くびれがなくなる。
まずは立っている時の左右差を意識して減らしていきましょう!
筋肉の左右差ができれしまっているならストレッチやエクササイズで
適切にケアをすれば正しい使い方は取り戻せます!
【オススメストレッチ】
・前もも(大腿四頭筋)のストレッチ
・股関節ストレッチ
【オススメエクササイズ】
・バードドッグ(コア強化)
・デッドバグ(コア強化)
・ヒップリフト(お尻強化)
・ヒップアブダクション(お尻強化)
・レッグアダクション(内もも強化)
これらのストレッチやエクササイズを取り入れて身体を腰痛の改善や予防、見た目も綺麗な身体を目指しましょう!
何度も言いますが、ますは立ち方の左右差や癖をしることから始めてみてくださいね!
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