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歩き方~衝撃吸収機能~

名古屋市栄のタイコ接骨院の岩田祐典です。

 

今回は歩き方について書いていこうと思います。

 

直立二足歩行の特徴

人は動物の中で唯一、直立二足歩行ができます。

※直立二足歩行とは、脚・脊柱を直立させて歩くこと

歩き方は生まれてから誰かに教えられるわけでもなく歩けるようになりましたよね?

歩く時「ここの筋肉や関節をこうして動かして」など考えて歩くことはありませんよね?

歩くことは無意識におこなっているからです。

最近では”歩きスマホ”などが問題にもなっていますが、スマホに集中していて無意識でも歩けるからできるのです。

ヒトは進化の過程で身体の構造を変化させ今自分たちが無意識にしている歩き方になりました。

 

歩き方は細かく見れば1人1人少しずつ違います。

それは身体のバランスや筋肉の付き方、使われ方によって変わってしまうからです。

正しい歩き方は?と思うかもしれませんが1人1人歩き方は違っていいと思います。

しかし、歩く時に大切な機能がたくさん存在します。その機能が使えないような歩き方はダメな歩き方だと考えます。

 

歩行に大切な機能

今回は様々ある機能の中でも”衝撃吸収”機能について紹介したいと思います。

歩いているときに衝撃?と思うかもしてませんが足を地面に着いた時”身体の重量が地面に伝わる力”が地面に作用すると、床からの反作用”床反力”が身体に伝わってきます。

※ニュートンの第2の法則で作用反作用の法則と言われるものです。(中学生?の時に習いましたよね!?)

 

この”床反力”が歩くときに身体に伝わる衝撃です。

衝撃が上手く吸収できないとさまざまな関節に影響を与えます。

 

・膝関節

・股関節

・仙腸関節

・腰椎・胸椎・頚椎の椎間関節

これらの関節に衝撃が伝わり痛みや変形の原因になると言われています。

逆を言えば痛みを抱えている人はこの衝撃吸収機能が上手く働いていない可能性あると言えます。

 

衝撃吸収機能

 

①足関節の底屈を抑制する筋肉

→前脛骨筋

②膝関節の屈曲を抑制する筋肉

→大腿四頭筋

③骨盤が側方に傾くのを抑制する筋肉

→中殿筋・大腿筋膜張筋

 

歩く時これらの筋肉が遠心性収縮(関節の動きを抑制しながら収縮)すると同時に、筋肉が衝撃を吸収して関節にかかる負担を軽減する役割を果たします。

これらの筋肉が弱化しているとさまざまな関節の痛みを誘発します。

 

今回は中でも特に重要な大腿四頭筋のトレーニング法を紹介します。

パテラセッティング

大腿四頭筋を収縮させ、歩行時に必要な筋肉の機能を回復するためのトレーニングです。

 

<効果>

・内側広筋(大腿四頭筋の内側の線維)の強化

・膝蓋骨(膝のお皿)の位置を補正

・軟部組織との癒着の改善

・膝関節伸展可動域の改善

 

<方法>

①長座位で丸めたバスタオルをトレーニングを行う方の膝下に入れる(タオルによって軽く膝が曲がった状態)

②反対の膝は立てます

※両膝とも伸ばした状態だと腰に負担がかかってしまうためNG

②両手は身体の後ろにつきトレーニング開始

③タオルを入れた方の膝を伸ばす(膝の裏でタオルを潰す意識を持つと力が入りやすい)

※内側広筋が収縮するのを感じましょう

④力を入れた状態を3~5秒キープ、ゆっくり足をおろします

※力を入れるときは大腿四頭筋の求心性収縮(膝が伸びる)に働く

※ゆっくりおろすときは大腿四頭筋の遠心性収縮(膝が曲がるのを抑制)に働く

(10~15回を2~3セット行う)

 

 

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歩行中の足の裏の体重のかかり方って気にしたことありますか?

 

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