歩行中の足の裏の体重のかかり方って気にしたことありますか?
名古屋市栄のタイコ接骨院の岩田祐典です。
主に足の構造や役割について紹介しました。
今回のテーマは歩行時の正しい足底の体重移動について紹介していきます!!!
まずは自分の足の裏を観察してみましょう!
魚の目やタコができてないですか?
できている方は要注意!上手く足底の体重移動ができていなかったり、歩き方が悪い可能性があります。
歩き方が悪いと膝関節痛、股関節痛、腰痛、肩こりが起こりやすいです。
正しい足底の体重移動とは?
①歩行中、足を着くとき最初は踵(かかと)から着地
②踵から足の裏の外側を小指の付け根(小趾球)まで後方(踵の方)から順に体重移動
③小趾球から親指の付け根(母趾球)に移動
④母趾球から足の指全体で地面を蹴る(特に母趾)
①踵→②小趾球→③母趾球→④足趾全体
前回紹介した足底のアーチの低下や身体のバランスの崩れなどがあると正しい足底の体重移動ができません。
歩行時にこの体重移動が上手くできないと足の裏にタコや魚の目ができるんです。
他にも靴の幅があってなかったり、高いヒールを履くといったことが原因もありますが・・・
こんなところにタコできていませんか?
①にできる方
内側縦アーチ(土踏まず)が低下し、扁平足や外反母趾になり、上手く足底の外側に体重を分散できずに母趾球や親指に直接体重がかかってできる。
②にできる方
横アーチの低下やよくヒールを履いている人に多く、小趾球から母趾球への移動が上手くできていなかったり、直接踵から足の指の付け根の中心に体重が移動し負担をかけてできる。
③にできる方
足の外側に体重がかかり、母趾球に体重が移動できずそのまま小趾球で地面を蹴ってできる。
基本的にタコできている方は身体のバランスが崩れ異常を起こしてしまっているサイン!!!
①と②の両方にタコができている方は歩き方がかなり悪いです。
今の歩き方を続けていると身体が歪み、肩こりや腰痛がひどくなってしまいます。
肩こりや腰痛がある方は一度自分の足の裏に目を向けてみてください!
改善するための簡単なトレーニング
①地面にタオルを敷き、タオルの上に動画のように肩幅で両足が平行になるように立ちます。
②両足指を上に上げて、その状態のまま背伸びをします。
(この時足が平行のままかつ母指球に体重を乗せるように背伸びをして下さい。)
③ゆっくりと踵を下ろしていきます。