O脚の種類とアプローチの方法~O脚矯正~
名古屋市中区栄のタイコ接骨院代表の岩田です。
O脚の定義というものは厳密には存在せずO脚に見える事がO脚です。
一概にO脚と言ってすべての人へ同じアプローチをしていてもO脚を矯正する事はできないのです。
今回は私の臨床経験から若い女性に多いO脚のタイプとアプローチ法をご紹介します。
若い女性が悩むO脚のタイプ~股関節内旋・下腿内旋タイプ~
O脚は主に2つの関節のアライメント不良が原因で起こります。
上の写真は軽度の股関節内旋・下腿内旋タイプのO脚の写真です。
股関節が内側に捻じれる事で膝から上がO脚に見え、下腿(膝から下)が内側に捻じれて膝から下がO脚に見えるという状態です。
このタイプのO脚の方は骨盤も前傾傾向にあり、お腹やお尻の筋肉の活動が低下しお尻やお腹のたるみにも繋がります。
このタイプのO脚を改善することでこのような悩みも同時に改善する事ができるのです。
股関節内旋・下腿内旋タイプのO脚へのアプローチ
膝から上へのアプローチとして股関節が内側に捻じれているため股関節を内側に誘導する筋肉を矯正(大腿筋膜張筋・中殿筋全部繊維・遠位内転筋群)マッサージ、ストレッチ等で柔らかくし、股関節を外側へ誘導する筋肉(大殿筋・中殿筋後部線維・股関節外旋六筋)をトレーニングで強化する。
膝から下のアプローチとして下腿を内旋させる筋肉(縫工筋・半腱様筋・半膜様筋・薄筋・膝窩筋)を柔らかくし、下腿外旋筋(大腿二頭筋)の筋力強化が必要となってきます。
更に足関節のアライメントの崩れも下腿・股関節・骨盤に影響を及ぼすので足部へのアプローチも必要となってきます。
美容整体LPHC筋肉矯正(O脚矯正)でのLPHCへのアプローチ
LPHCとは腰椎股関節骨盤複合体という意味で腰の骨と股関節と骨盤は連動してカラダを支えているのでそれらすべてのケアをしてあげないとカラダの歪みやバランスは改善されないという事です。
当院のこの矯正では股関節内旋筋と下腿内旋筋、足部を効率的に刺激しO脚を改善していきます。
トレーニングによる拮抗筋へのアプローチ
上記のような股関節や下腿が内旋位へ誘導する筋肉へのリリースアプローチとトレーニングによる股関節や下腿の外旋方向へ誘導する筋肉の強化が必要です。
この2つからのアプローチをする事により相乗効果でより効果的にO脚を改善する事ができます。
このトレーニングは内に捻れた股関節を矯正したいので股関節を外へ向ける近位内転筋群(お股に近い内もも)のトレーニングです。
①動画のようなポーズをとりお股に近いところにボールを挟みスタートポジョン。
※踵はくっつけて足先はげんこつ1個分開ける事が重要。
②息を吐きながら腹圧を高めてそれと同時に挟んだボールを3秒間ゆっくりと潰していきます。
※この時内ももにじわっと効く感じがあればOK
あまり激しくボールを潰しすぎるとフォーカスしたい筋肉以外の筋肉が活動してしまうのでゆっくりじわっと潰す事を意識して下さい。
タイコ接骨院の美容整体×パーソナルトレーニングでO脚を根本から改善しましょう。
参考までに。
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