ハイヒールがカラダに与える影響
名古屋市栄のタイコ接骨院代表の岩田泰典です。
今日はハイヒールがカラダに与える悪影響とその改善策をお伝えしていきます。
ハイヒールを履くな!なんてロマンのない事を言おうとしている訳ではありません。笑
僕もあのハイヒールのコツコツという音を聞くと思わず振り返ってしまうほどハイヒールを履いている女性は魅力的だと思います
しかし、実際ハイヒールがカラダに与える影響は軽視できないので、履くのであればやる事をしっかりやりましょうねという話です。
ハイヒールはなぜカラダに良くないのか?
ハイヒールを履くと当たり前ですがやや前のめりになりますよね?
人間は自然にバランスをとろうと踵(かかと)に体重をのせてしまいます。
この踵重心(後重心)がカラダに悪影響を与えてしまうのです。
踵重心(後重心)がカラダへ与える影響
①お尻をたるませる
踵重心になると反射的に足前面の筋肉が緊張します。
すると、反対側の働きをする足後面(お尻)は前面の筋肉の緊張の影響を受けて活動量が減りお尻がたるむという訳です。
②お腹をたるませる
踵重心になるとバランスをとろうとお腹を突き出したような姿勢となります。
この状態は骨盤前傾と言って腹筋がたるたるに伸びてしまっている状態です。
こんな状態で長い時間過ごせばお腹の筋肉は衰えたるんでしまいますね。
③腰痛、肩こりなど痛みを誘発する
上記の通りハイヒールを履き身体重心が後ろになると股関節や骨盤の歪みに繋がり
カラダの至る所に負担をかけ
様々な痛みの原因になってしまうのです。
それでもハイヒールを履きたいという方は正しいフォームで動画のトレーニングを毎日行って下さい。
カーフレイズ~動画解説~
このトレーニングを身体重心を正しいポジションへと自然に導いてくれるトレーニングです。
①壁の前にタオルを敷いてタオルの上に肩幅くらい足を開けて立ちます。
この時足の向きは内股でもガニ股でもなく平行にして下さい。
②足指を上に反らして、指を反らした状態のまま素早く背伸びをします。
この時①の足の向き(平行状態)をキープするのと、母指球(親指の付け根)に体重をのせるように意識して下さい。
③力いっぱい背伸びをしたら、そのままゆっくり踵を地面につけるように足を降ろしていきます。
上げる時は素早く、下ろす時はゆっくりです。
このトレーニングを1日10rep✖️3set~5setを目安に行って下さい。
まとめ
オシャレでカッコいいハイヒールですがこれだけカラダに悪影響を与えるというのも事実です。
ハイヒールを履くならしっかりとトレーニングをして、それだけのケアをしていかないとカラダのバランスが崩れてどんどんブサイクなカラダになってしまいます。
オシャレをする為に履いているハイヒールによってカラダがブサイクになってしまってはなんだか本末転倒ですね。笑
カーフレイズでカラダのケアをしながらオシャレを楽しみましょう(^^)
参考までに。