骨盤の歪みは腹筋をダメにする~O脚による~
名古屋市栄のタイコ接骨院の岩田祐典です。
今回はO脚と腹筋の関わりを解説していきます。
O脚の人は前にも説明した通り、股関節が内に捻じれている人が多く見られます。
このパターンのO脚は骨盤・腹筋に悪影響を与えてしまいます。
O脚による骨盤の歪み
骨盤は周りの関節・筋肉の影響を受けやすく、歪みが生じます。
人間の身体は運動連鎖と言って、関節が隣り合う他の関節に影響を及ぼす連鎖を起こします。
O脚の場合、股関節が内に捻じれているパターンが多く見られます。
この股関節の捻じれが骨盤を過度に前傾させる連鎖をします。
骨盤と腹筋
腹筋は骨盤の傾きに影響する筋肉の1つです。
逆を言えば骨盤の傾きで影響を受ける筋肉でもあります。
骨盤は腹筋や背筋の適度な緊張により安定します。しかし、O脚による骨盤の過度な前傾は腹筋に力が入りにくくなり、代償するように背筋がガチガチに硬くなってしまいます。
その結果、お腹がポッコリ出たり、腰が痛くなります。
<O脚の連鎖パターン>
→股関節の内旋
→骨盤の過度な前傾
→腹筋の弱化・腰痛
レッグレイズ
レッグレイズは特に腹直筋の下部を鍛えるトレーニングです。
腹筋を鍛えることで骨盤が安定し、適切な状態にキープすることができるようになります。
下腹部を引き締めたい人にもオススメです。
<方法>
①仰向けで膝は伸ばし、両手は床を向け身体の横に軽く広げる
※腹筋が弱い人は手をお尻の下に置く
②膝は伸ばしたまま地面と90°の所まで両脚を上げる
③かかとが地面に着かないギリギリの所までゆっくり下げる
※10~15回を3setを目安に
<注意点>
・脚の上げ下げ中、腹筋の力は抜かない
・足を90°以上上げない
→90°以上だと腹筋の力が抜けてしまいます
・足を下げる時腰を反らない
→下げるとき腹筋の力を抜いてしまうと腰を痛めてしまうので注意
→腰が反ってしまう(特に腹筋が弱い)人は手をお尻の下に入れると腹筋に力が入りやすくなります
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