2018.04.27 / 姿勢改善猫背矯正
胸の筋肉が硬いと姿勢は良くならない!!~小胸筋~
名古屋市栄のタイコ接骨院の岩田祐典です。
今回も”姿勢”について書いていきます。
前回肩甲骨の位置が悪くなる原因と改善方法を紹介しましたが今回はまた違う観点から説明していこうと思います。
猫背の肩甲骨の位置と原因
猫背の人は肩甲骨外転と言って左右に開いてしまっている人がほとんどです。
原因は以下の2点がポイントになります。
《原因》
・僧帽筋中部線維・大小菱形筋の弱化(肩甲骨を寄せることができない)
・小胸筋の過剰な収縮と硬さ(肩甲骨を開き前に引っ張る)
不良姿勢による胸筋と肩甲骨
胸の筋肉(特に小胸筋)は肩甲骨を外転と言って外に引っ張る役割があります。
日常生活で不良姿勢が長く続くと小胸筋がずっと収縮し、過剰に働くのでドンドン硬くなっていきます。
硬くなった小胸筋は肩甲骨を外転した位置で固定するので猫背・巻き肩などの悪い姿勢の原因になります。
<小胸筋を硬くする不良姿勢>
・PCを使ったデスクワークの姿勢
・スマホ操作中の姿勢
・車の運転
・読書
これらの姿勢に共通して言えるのは背中が丸まり、腕を前にあげている状態です。
この状態は小胸筋に常に力が入るので硬くなってしまい良くないです。
小胸筋が硬いと起こる身体の変化
・猫背、巻き肩
・肩こり
・腕~手の痺れ、だるさ(神経、血管の圧迫)
・呼吸が浅くなる
・バストが垂れる
小胸筋ストレッチ
<目的>
・硬くなった小胸筋を伸ばす
<方法>
①壁の前に真っすぐ立ち、片方の肩・肘が90°になるように壁につける
②反対側に身体を開いていく
※この時顔も身体を開いた側に向ける
③5秒間キープし胸の前を伸ばす
※伸ばす部位は胸!肩や背中が張ったりする人は身体の開き方などを変えて胸が伸びるように工夫しましょう。
※基本は肩・肘90°ですが肘の高さを上げたり、下げてりすることで胸の伸び方が変わるので伸びを感じながらストレッチしましょう。
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