自律神経〜自分で調整できる!?〜
名古屋市栄タイコ接骨院の岩田祐典です。
現代人が乱れがちな自律神経について理解を深め
整えるためにできることをご紹介!
【自律神経を理解しよう】
自分ではコントロールできない、身体の働きを調整するための神経
[自律神経はバランスが大事]
日中は活動する交感神経が優位
夜寝る時は休息の副交感神経が優位
時と場合によって切り替えることができなければならない
「日中に眠くなる夜は寝られない」
=自律神経が乱れている証拠
現代人は交感神経優位になっている人が本当に多いです。
【自律神経はコントロールできない!?】
基本的には自分でコントロールできないため整えることが難しいです。
しかし、自律神経で働いているが自分の意思でコントロールできるものが2つだけあります。
[自分でコントロールできる自律神経]
①呼吸をすること
②胃腸が動くこと
【どうコントロールするの?】
①寝る前に腹式呼吸
呼吸は普段は無意識にしているが意識して行うこともできます。できますよね?
寝る前に『腹式呼吸』をすることで副交感神経を優位にして
リラックスして眠ることで自律神経を調整できる。
②ファスティングで胃腸を休ませる
腸の蠕動運動はリラックスしている時に起こる。
便秘など腸の働きが悪くなっている人は腸が疲れ切っている証拠です。
ファスティングで腸を休ませ元気に働ける状態にしてあげることで
腸の蠕動運動が盛んになり便秘の改善と自律神経も整い一石二鳥!
【腹式呼吸とはどんな呼吸法?】
『横隔膜』『腹横筋』を使って
『お腹』を動かすことで行われる呼吸法。
[腹式呼吸で使われる筋肉]
・横隔膜
:息を吸う+お腹を広げる
・腹横筋
:息を吐く+お腹をませる
腹式呼吸は上手くできない人が多い
原因は横隔膜や腹横筋の筋緊張が強かったり
筋肉が弱くなっていることが多い
[腹式呼吸の練習方法]
・息を吸う時“お腹を膨らませる”
・息を吐く時“お腹を凹ませる”
を意識した呼吸法
呼吸はゆっくり、5秒で吸って5秒で吐く
お腹を膨らませる時に「横隔膜」が働く
お腹を凹ませる時に「腹横筋」が働く
これらの筋肉が上手く機能していないと
呼吸が浅くなったり、体幹の安定性がなくなってしまう。
腹式呼吸は身体をリラックスさせ横隔膜の動きにより血液の循環を良くする効果があります。
肩凝りで悩んでいる方身体に力が入ってしまいリラックスできない方にはオススメです。
寝る前に行うことで睡眠の質の向上にも繋がります。
呼吸は誰かに教えてもらったことがなく産まれてすぐに自然にできるようになるものです。
ヒトにとって酸素を身体に取り込むことは命を左右するとても大事なことですが
正しい呼吸を心がけてしている方は少なく悪い呼吸の仕方になっている方が多いように感じます。
健康を考えるとき食事は意識するけど呼吸も同じぐらい意識していますか?
どちらも同じぐらい健康面で大事なことです。
ぜひ腹式呼吸を日常に取り入れてみましょう。
【ファスティングとは?】
[ファスティング]
一定期間固形物を摂取しないことで疲れた消化器官を休ませる作業
1番簡単にできるのは『16時間ファスティング』
1日24時間のうち食事の時間を「8時間」
固形物を食べない時間を「16時間」作る
例 )
・夜ご飯を20時までに済ませる
・昼ご飯を12時以降に食べる
・朝は酵素ドリンクを飲む
〈酵素ドリンクを飲む理由〉
腸内細菌の善玉菌には栄養を届けたい。そのエサが酵素ドリンク
16時間ファスティングを取り入れて
自律神経を整え正常化しましょう!
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