交通事故でのむち打ち
タイコ接骨院の岩田祐典です。
今回は交通事故で最も多くみられる「首のむち打ち」について解説します。
【「むち打ち」とはどんなもの?】
「むち打ち」とは交通事故などで自動車が衝突した際に首が前後左右に振られ、ムチのようにしなることで起きる症状の総称です。
一般的に「むち打ち」と言われていますが、正式には「頸椎捻挫」という傷病名がつきます。
首が振られることで首の組織が引き伸ばされたり、頚椎が圧迫されて損傷が起こります。
特に“後方からの追突事故”の場合は不意な外力により身構えることができないため、さほどスピードが出ていなくても首に大きな外力が加わりやすく症状が強く出てしまうことが多いです。
これは視覚の情報から危ないと感じると反射的に身構えることで首が振られないように身を守るのですが、後方から急に追突される時は身構える暇もなく外力が加わるのでムチみたいに頭が振られ首を痛めてしまいます。
スピードが遅かったから大丈夫ではなく後方からの追突事故の場合は特に注意が必要です。
交通事故に限らずスポーツの場面での衝突でも起こることがあります。
サッカーでは足に向かってのスライディングやラグビーやアメフトではボールを持っていない選手へのタックルはむちうちなどのケガのリスクが高まる危険な行為として禁止されています。
【むち打ちの症状】
[主な症状]
・首の痛み
・首の動かしにくさ(可動域制限)
・肩のこりや倦怠感
・腕や手の痺れ、脱力感
・めまいや頭痛
・耳鳴り
・吐き気
症状は事故後すぐ出てくる方もいれば、家に帰ってからなど数時間〜翌日・数日経ってなど遅れて症状を感じるようになる方もいます。
事故後は動揺していたり、緊張していて精神的に不安をかかえている時は“アドレナリン”と呼ばれる興奮ホルモンがでていて痛みを感じにくくなっている方が多いです。
なので家に帰って少し落ち着いてから感じるようになったり、翌日寝て起きたら痛くて動かせなくなってしまったりする方も多くいます。
事故後1週間以内に出てきた症状は交通事故による症状の可能性が高いのですぐに病院を受診しましょう。
事故直後は大丈夫!と思っていても、首に受けた衝撃はかなりのものです。
少しでも異常を感じたら、自己判断は避けきちんと病院で診察を受けるようにしましょう。
病院では一般的にまずレントゲン検査を受けることになります。
レントゲンには異常がみられなくても症状が強く出る場合がほとんどです。
レントゲンで異常がないから安心ではなく、症状が出ている場合は適切な治療を受けることが大事です。
【むち打ちの治療】
病院で診断を受けた後、症状を改善していくための施術はタイコ接骨院にお任せください!
受傷初期の急性期は「安静」が大事。
症状が強い急性期に無理に動かしてしまったりすると症状を長引かせてしまうこともあります。症状の出方には個人差がありますが、基本は安静です。
事故後1〜2週間は特に気をつけましょう。
急性期が過ぎたら少しずつ動かしていくことが回復を早めます。
安静と言っても家で寝たままじっとしていることが安静ではありません。
首などの患部に痛みが出ないようにしていくことが安静です。
人によっては身体の歪みや姿勢が悪いことによって首に負担がかかりやすくなっている人もいます。
安静にしていたいのに首に負担がかかり続けていると安静の確保とは言えません。
タイコ接骨院では安静を確保するためにも交通事故治療として歪みや姿勢を改善するための矯正治療も行い、首にかかる負担を軽減し安静を確保できる身体を作っていくところも一緒に治療として行います。
安静がいいから家で安静に!ではなく早期に治療に取りかかることがとても重要です。
ある程度痛みが落ち着いてきたら身体を正しく使っていくための運動やストレッチを一緒に行いながら指導し、家でのセルフケアまでできるようサポートします。
【むち打ちの治療期間の目安】
事故の状況や症状により個人差がありますが、目安としては3〜6ヶ月と言われています。
仕事をしながらの治療になることが多いため、治療の頻度やケガの状況によって個人差があるのであくまで目安です。
交通事故に遭ってしまった場合は後遺症リスクを減らすためにも
「早期に」「適切な」治療を受けることをオススメしています。
交通事故後の対応や治療の流れについてはこちらを参考にご覧ください!
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