トレーニングの原則を理解して効果アップ!!
名古屋市栄のタイコ接骨院の岩田祐典です。
今回はトレーニングをする上で基本的な原則を紹介します。
トレーニングには5つの基本的な原則があり、それを知ってトレーニングをするか、しないかで効果も大きく変わってきます。
トレーニングの原則
①全面性の原則
②個別性の原則
③意識性の原則
④反復性の原則
⑤漸進性の原則
これらを詳しく見ていきましょう。
①全面性の原則
バランスの取れた身体を作るために、特定の部位や種目に偏ることなく総合的にトレーニングすること。人それぞれ得意、不得意なトレーニングがあると思います。偏ったトレーニングをしていると身体のバランスを崩してしまい、ケガやパフォーマンスの低下にも繋がる。
②個別性の原則
トレーニングの実施者の身体的・精神的特徴(性・年齢・生活習慣・運動の嗜好など)に応じてトレーニング内容を決定する。人間は全く同じ身体を持っている訳ではありません。骨格、筋肉の付き方、筋力など違います。なので1人1人の特徴に合わせてトレーニング内容も違ってくる。
③意識性の原則
トレーニングは強制されて行うのではなく、自分の意志で行うことが大事。実施者はトレーニングの内容、目的、意義を理解し取り組むことが大事。なのでトレーニングを指導する際はなぜこのトレーニングをして、どこの筋肉を鍛えているのかをしっかり説明します。トレーニングはただ単に行うのと、ここの筋肉を鍛えているという意識を持って行うのとでは効果が全く異なります。
④反復性の原則
一定の効果が得られるまでにはトレーニングを繰り返し行うことが必要。
⑤漸進性の原則
ある一定の負荷でトレーニングを続けた場合、一定の水準に達するとそれ以上の効果が得られにくくなる。現状維持程度。なのでトレーニングの負荷も増やしていく必要がある。負荷を増やすとは、強度(重さを増やす)、量(1set当たりの回数を増やす)、頻度(トレーニングを行う日数を増やす)この3つを変化させることが必要。
これはトレーニングをする上で最も基本的な原則です。トレーニングをする際はこの原則を頭に入れて行いましょう。