2016.04.21 / 背骨・骨盤矯正
正常な背骨の構造と役割
名古屋市栄のタイコ接骨院の岩田 祐典です。
今回のテーマは背骨(脊柱)についてです。
背骨は何個の骨でどんな構造になっているか知っていますか?
背骨(脊柱)の構成
・頚椎7個
・胸椎12個
・腰椎5個
・仙骨1個(5個の仙椎が癒合)
・尾骨1個(3~5個の尾椎が癒合)
背骨は全部で26個の骨から構成されています。
これらの骨が積み木のように積み重なって背骨(脊柱)は構成されています。
脊柱は構造上さまざまな特徴、役割があります。
背骨の役割
・頭、体幹(体の胴体)を支える
・頭、体幹の運動
・脊髄(背骨の中を通る中枢神経)の保護
これらの役割は互いに関連しあっていて、例えば頭、体幹を背骨で支えることができていないと無理に筋肉で支えようとして筋肉が硬直します。結果頭や体幹の可動域が減少し運動の制限をします。これが肩こり、腰痛の原因です。
首が回しづらい、腰を前かがみにすると痛い、反ると痛い場合によっては、脊髄の通り道を狭くしてしまって痺れる、いわゆるヘルニアや脊柱管狭窄症などを起こしてしまいます。
正常な背骨は横から見ると頚椎と腰椎は前方に軽く弯曲(前弯)、胸椎は後方に弯曲(後弯)してS字状のカーブをしています。
脊柱がS字状になっている理由
・頚椎の前弯は頭部を支えるクッション
・胸椎の後弯は心臓や内臓の保護
・腰椎の前弯は体幹や頭を支えるクッション
このS字状のカーブの異常が猫背やストレートネック、反り腰、ストレートバックです。
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