ポッコリお腹は姿勢から!?
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名古屋市栄のタイコ接骨院の岩田祐典です。
今回は立っている時のなりがちな姿勢について解説していきます。
まずはこの姿勢を見てください。
一見胸を張っていい姿勢に見えるかもしれませんがお腹が前に出ていませんか?
この姿勢は良くありません。
お腹が出ている姿勢
・腰が反る(反り腰)
・骨盤が前に傾く
・脚が内側を向く(股関節が内旋)
・腹筋が効かない
普段からこの姿勢をとってしまっていると骨盤や背骨に負担をかけ腰痛や首こり、肩こりなどにも繋がります。
なぜこの姿勢で腰痛や肩こりに繋がってしまうのでしょうか?
姿勢による影響
※この姿勢は股関節の内旋、骨盤の前傾、腰が反るこの状態はお尻の外側の筋肉に常に力が入ってしまいます
・良い姿勢をしようと思っていても腹筋が効いていないためにお腹が前に出る
・腹筋が効いていないと骨盤が前に傾き、腹筋の筋肉の付着部の距離が離れてしまうため更に腹筋が効きづらくなる
・また骨盤の前傾に伴ってお尻の筋肉(大殿筋)や太ももの裏の筋肉が効きにくくなり、お尻がたるむ、垂れる
・股関節の内旋によりお尻の外側の筋肉(中殿筋・大腿筋膜張筋)が過緊張し、お尻が横にデカくみえる
など、身体の機能的な影響も出るが、見た目も悪くなってしまいます。
では、良い姿勢をとるために腹筋を鍛えようと考える方は多いと思います。しかし、ただ単に腹筋のトレーニングをしてしまうと逆に腰を痛めてしまう可能性もあります。
まずは腹筋の中でも一番奥にある腹横筋を鍛えることをオススメします。
ドローインという腹横筋のトレーニング方法を紹介します。
ドローイン
腹筋の中でも一番奥にあるインナーマッスルの腹横筋の機能と呼吸筋である横隔膜の機能を高めるトレーニングです。
腹横筋はコルセット筋とも呼ばれしっかり機能すると腹圧を高め、骨盤や背骨を安定させる役割をします。
①仰向けになり膝を立てる
②手をお腹に置いて動きを意識する
※動画はお腹の動きが見やすいように手は横に置いてます
③鼻から息を吸いお腹を膨らます
④口から息を吐きお腹をへこませる
※この時最大限おへそと背中が近づくようにへこませる
※お腹をへこませると同時に腰で地面をつぶす
今回は寝ながらやるドローインを紹介しましたが、立っている時でも簡単にできます。
日常生活からドローインをしながらいい姿勢でいることを意識してみましょう。