肩こりを根本的に改善するには?
名古屋市中区栄のタイコ接骨院代表の岩田泰典です。
今日は肩こりの代表の筋肉として知られる僧帽筋の機能とタイコ接骨院が考える肩こりの根本的なアプローチ法についてのコラムです。
まずは、僧帽筋について説明していきます。
僧帽筋とは?
僧帽筋とは肩周辺の筋肉で一般的な『肩こり』の症状がでる筋肉です。
上部繊維、中部繊維、下部繊維に分類されます。
上・中・下部繊維で1つのユニットです。
僧帽筋上部繊維
解剖
起始→後頭骨・項靭帯
停止→鎖骨外側1/3
作用
肩甲骨の挙上・上方回旋
機能
・胸鎖関節を安定させる
・肩甲骨の上方回旋から肩関節の外転に関与。
僧帽筋中部繊維
解剖
起始→T1~T6(棘突起)・棘上靭帯
停止→肩甲骨(肩峰・肩甲棘)
作用
肩甲骨の内転・少し挙上
機能
・肩甲骨の挙上・上方回旋の際肩甲骨を脊柱に引き寄せ固定する。
・前鋸筋(肩甲骨外転)の拮抗筋として肩甲骨を安定させる。
僧帽筋下部繊維
解剖
起始→T7~T12(棘突起)・棘上靭帯
停止→肩甲骨(肩甲棘)
作用
肩甲骨内転・下方回旋・下制
機能
・僧帽筋上部繊維とフォースカップル(上部と下部での釣り合い作用)を作り、肩甲骨上方回旋時に肩甲骨を安定させる。
僧帽筋と肩こりの関係
上・中・下部繊維が上手く機能する事で肩甲骨を安定させたり、効率的に動かし頸部や肩部付近への負担を軽減させます。
逆に上・中・下部繊維のいずれかが何らかの原因で機能しなくなると肩甲骨の動きや安定性が低下し、肩こり、首こり、五十肩などの原因になるという訳です。
タイコ接骨院でのアプローチ
①患者様の悩みをしっかりカウンセリング
②体の様々なバランスの崩れをチェック(骨盤の歪みチェック)
③患者様の体の状態を詳しく説明
④どのように改善していくか?治療プランの説明。
⑤患者様にご理解いただけてから施術の開始
肩こり、首こり、五十肩の原因がどこにあるのか?をチェックし原因を見つける。
その状態と改善方法を患者様にしっかり説明させていただき、理解していただいてから治療を開始するので安心して治療を受けていただけます。
まとめ
・僧帽筋は3種類が上手く機能する事で肩甲骨を効率的に動かし、安定させる。
・肩こり、首こり、五十肩を改善するには僧帽筋上部・中部・下部繊維をすべて上手く機能させる事。
・特に僧帽筋上部繊維の過剰な活動は肩こりを誘発する。
・僧帽筋が機能が低下する原因は人それぞれなので専門家に受診し、原因を見つける必要がある。
上記の通り、タイコ接骨院では肩こり、首こり、五十肩を改善する為に体の様々なバランスをチェック、評価し患者様一人一人に合った治療、トレーニングプランを組み立てて根本的に症状を改善していくサポートをしております。
長年の肩こりに悩まれている方はタイコ接骨院に1度ご相談下さい!
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肩こりで悩まされている方々の参考になれば幸いです。