生活の中心となる動作(歩行)を変え腰痛を劇的に改善せよ
名古屋市栄のタイコ接骨院代表の岩田泰典です。
今日は生活の中心となる動作(歩行)と腰痛の関係についてです。
腰痛を予防する為に体幹筋を鍛えろ!という言葉を聞いたことがある方は多いかと思います(^^)
体幹を鍛えるために腹筋を頑張ってトレーニングしてもなかなか腰痛が改善されない、見た目が変わらないということはありませんか?
実は、日常生活の中心となる動作の【歩行】に意外な原因があったりします。
正しい歩き方とは?
母指球(足の親指の付け根)で地面を蹴って歩くこと。
※足部のバランスが崩れていたり、必要な筋肉がしっかりついてないと正しく歩こうとしても歩けません。
誤って足の指で地面を蹴って歩いていたりすると、外反母趾になっていきます。
更に悪い歩き方を続けていると足関節自体が外側を向いて、土踏まずが潰れ、扁平足にもなっていきます。
外反母趾や扁平足があるとどうなるか?
① 足関節が内側に潰れその影響で下腿(膝から下の足)と大腿(太もも)が内旋(内側に回転)します。
② ①のような状態になると運動連鎖で骨盤が前傾位となる。
③腹筋(主に腹横筋)は骨盤を後傾させる働きがあるので、骨盤が前傾すると筋と筋の距離が長くなり、腹筋群が上手く機能しなくなる。
④腹筋群は骨盤を安定させる働きがあるので、この筋肉が上手く機能しないと骨盤や腰椎が不安定になり『腰痛』になる。(お腹のたるみにもつながる)
⑤更に腹筋群の中の(内外腹斜筋)は前鋸筋(脇付近にある筋肉)と筋膜繋がっているので腹筋群が上手く機能しないと連結している前鋸筋も上手く機能しなくなる。
⑥前鋸筋は、肩甲骨を正しい位置に固定する働きがあるので、上手く機能しなくなるとと肩甲骨が外に開いて、肩が内方を向く。
⑦肩が内方を向くと『猫背』になり僧帽筋上部(肩の筋肉)が過剰に働いてしまい『肩こり』になる。
このような流れで、正しい歩行ができないと、お腹のたるみ、猫背、猫背からくる肩こり、腰痛など様々な症状を引き起こします!
腹筋トレーニングはもちろん必要ですが、正しい歩き方をすることがまずは必要になってきます。
タイコ接骨院が推奨する正しい歩行にする為のトレーニング【カーフレイズ】
①上のように肩幅に足を開き、両足が平行になるように立ちます。
② ①の状態のまま両母指(おやゆび)を思いっきり上に反らせます。
③足を平行、両母指を上に反らせたまま、親指の付け根に全体重を乗せるイメージで上の動画のように背伸びをします。
背伸びした状態で3秒キープ、その後ゆっくり足を降ろします。
※ポイントは背伸びする時に足を平行、親指を反らした状態にすること。
10回×3setを目安に!
継続すると歩くときに親指の付け根に力が入る感じが実感できると思います(^^)
参考までに!