ぎっくり腰とは?ならないために!
名古屋市中区栄のタイコ接骨院の岩田祐典です。
今回はぎっくり腰について書いていこうと思います。
ぎっくり腰は重い物を持ち上げようとしたとき急に腰に激痛がはしり、動けなくなってしまうというのが一般的に知られているイメージだと思います。
ぎっくり腰とは
ぎっくり腰は一般的に急にギクッやピキッと腰に痛みが走ることから俗称として呼ばれていますが、医学的にはその症状から急性腰痛症と言われています。
重い物を持ち上げようとしたり、前かがみの姿勢から身体を起こそうとしたり、身体を捻ったりふとした瞬間に腰部に激痛がはしり発生します。
ドイツでは魔女の一撃とも言われているくらい急に激痛がはしるのが特徴。
ぎっくり腰や急性腰痛は症状名であって病名ではありません。
病名とは
腰椎椎間板ヘルニア:椎間板の髄核が飛び出し神経を圧迫している状態
腰椎捻挫:腰椎の椎間関節を痛めてしまった状態
などの疾患を言います。
ぎっくり腰の原因
・椎間関節の捻挫(靭帯の損傷)
・筋・筋膜の損傷
・椎間板の損傷
・仙腸関節の捻挫
・椎間板ヘルニア
これらのものが何かしら起きてぎっくり腰を引き起こしてしまうと言われています。
ではどんな人がぎっくり腰になりやすいのか?
ぎっくり腰になりやすい人の特徴
・前かがみの姿勢をとることが多い
・同じ姿勢が続く
・重い荷物をよく持つ
・姿勢が悪い
・骨盤や背骨の歪みがある
・運動不足
・運動しすぎによる筋疲労
・肥満
・冷え性
これらに当てはまる方は要注意、ぎっくり腰になりやすいです。
そしてぎっくり腰が発生しやすいの状況として多いのが
①重い荷物を持ち上げようとした時
②前かがみになった時
③くしゃみ
タイコ接骨院ではぎっくり腰(急性腰痛)の治療はもちろん、姿勢の改善やトレーニングをやっていきます。
また、日常生活で負担がかかりやすい動作を改善する指導も行います。
ぎっくり腰が最も発生しやすいのは重い荷物を持ち上げようとしたときです。負担がかからない正しい持ち上げ方を身に着けて、普段からぎっくり腰予防しましょう。
重い荷物を持ち上げるときの体の使い方
※悪い例
※良い例
悪い例の持ち上げ方は膝が伸び、背中が丸まって、体から遠いところで持ち上げようとしています。この状態で重い物を持とうと力を入れるとその重さが直で背筋に加わり腰にとても負担がかかってしまいます。
腰に負担をかけてしまわないように正しい持ち上げ方を普段から意識し、身につけましょう。
正しい持ち上げ方
・しっかり腰を下ろししゃがむ
・背筋は真っすぐに
・体に近いところで荷物をもつ
・腹筋や背筋(体幹の筋肉)にも力を入れる
・下半身の力を使って持ち上げる